今回はLinuxコマンドであるsdiffコマンドの使用方法です。sdiffコマンドでファイルの差分を確認することができます。また、sdiffコマンドとdiffコマンドの違いもあわせて紹介します。
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diffコマンドとsdiffコマンドの違いは?
diffコマンド
sdiffコマンド
diffコマンドはファイルの差分を出力するだけに対して、sdiffコマンドでは左右に並べて出力することができます。
diffコマンドの具体的な使い方は以下の記事を参考にしてください。

【diffコマンド】ファイルの差分を確認~Linuxコマンド~今回はLinuxコマンドであるdiffコマンドの使用方法です。diffコマンドでファイルの差分を確認することができます。また、diffコ...
sdiffコマンドの使用方法
ファイルの差分を並べて出力する
sdiffコマンドでファイルの比較を並べて表示するには次のようにすればよい。
1 |
$ sdiff file_penchan1.txt file_penchan2.txt |
この例では、2つのファイル(file_penchan1.txtとfile_penchan2.txt)の差分を並べて出力している。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 |
>#ファイル1の確認 $ cat file_penchan1.txt aaa bbb ccc ddd eee #ファイル2の確認 $ cat file_penchan2.txt aaa pencahn ccc eee fff #ファイルの比較 $ sdiff file_penchan1.txt file_penchan2.txt aaa aaa bbb | pencahn ccc ccc ddd < eee eee > fff |
sdiffの結果は
- ファイル1(file_penchan1.txt)にのみその行が存在するとき、”<"が出力される
- ファイル2(file_penchan2.txt)にのみその行が存在するとき、”>”が出力される
- その行の2つのファイルの内容が異なる場合は”|”が出力される
まとめ
sdiffコマンドは以下の通りです。
sdiffコマンド
- 2つのファイルの差分を並べて出力する
ぜひ覚えて利用してください。