【tacコマンド】cat コマンドの逆に表示|Linuxコマンド

今回はLinuxコマンドであるtacコマンドの使用方法です。tacコマンドで指定したファイル内の行を逆順にして表示ができます。

今回はtacコマンドの使用方法についてお勉強しよう!

Linuxコマンド一覧はこちらの記事をご覧ください。

目次

catコマンドとは

catコマンドについてはこの記事をご覧ください。

tacコマンドとは

tac コマンド
ファイル内の行を逆順にして標準出力に出力する

tacコマンドはcatコマンドの逆、すなわち逆順にファイルを表示するコマンドです。

使用方法

ファイルを逆順にして表示

tacコマンドでファイルを逆順にして表示するには次のようにすればよい。

$ tac file.txt

この例では、file.txtの行を逆順に表示している。

#ファイルを表示
$ cat file.txt
aaa
bbb
ccc

#ファイルを逆順に表示
$ tac file.txt
ccc
bbb
aaa

区切り文字を指定して逆順に表示する

tacコマンドで区切り文字を指定して逆順に表示するには次のようにすればよい。

$ tac -s, file.txt 

この例では、file.txt を 区切り文字”,”で逆順に表示している。

#ファイルを表示
$ cat file.txt
aaa,bbb,ccc

#ファイルを区切り文字","で逆順に表示
$ tac -s, file.txt
ccc,bbb,aaa

まとめ

tac コマンドは以下の通りです。

tac コマンド
ファイル内の行を逆順にして標準出力に出力する

ぜひ覚えて利用してください。

今回はtacコマンドの使用方法についてお勉強したよ!

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