【AtCoder】ABC266解説（Python）

2024年2月27日

AtCoder Beginner Contest 266の解説記事です。

ABC266 A – Middle Letter

問題文の要約は以下の通りです。

英小文字からなる長さが奇数の文字列 S が与えられるので、S の中央の文字を出力せよ。

答えを出力せよ。

文字列の長さを取得して中央が何文字目になるかを考える。

まず入力をSで受け取ります。

S=input()

Pythonでは文字列の長さをlenで取得することができます。
今回の文字列の長さは奇数なので、中央は((文字列の長さ)+1)/2文字目になります。これをnと置きます。

n=(len(S)+1)//2

Pythonでは最初の文字は0文字目とカウントするため、求める文字はn-1文字目になります。

print(S[n-1])

S=input()
n=(len(S)+1)//2
print(S[n-1])

問題文の要約は以下の通りです。

\(-10^{18} \le N \le 10^{18}\) を満たす整数 \(N\) に対して、\(N – x\) が 998244353 の倍数となるような、\(0 \le x < 998244353\) を満たす整数 \(x\) を求めよ。

・\(-10^{18} \le N \le 10^{18}\)

\(N\)

答えを出力せよ。

余りを考える。

\(N – x\)が 998244353 の倍数となるためには、\(N\) を998244353で割った余りを \(x\) とすればよい。

なぜならば、
\(N =p×998244353 + x\) (\(p\) は998244353で割ったときの商、\(x\) は余り)
とすれば、
\(N – x = p×998244353\)
となり、998244353の倍数になるからです。

余りを求めるには% を用いることができます。

print(int(input())%998244353)

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