【推理小説】ノックスの十戒とは?

推理小説を書く際のルールとして「ノックスの十戒」という用語があります。今回はノックスの十戒について学習しましょう。

ノックスの十戒についてお勉強しましょう!

目次

ノックスの十戒とは?

ノックスの十戒はイギリスの推理小説作家であるロナルド・ノックスが1928年に『探偵小説十戒』で書いた推理小説を書く際のルールです。

ノックスの十戒と同様の推理小説のルールとして「ヴァン・ダインの二十則」も有名です。
「ヴァン・ダインの二十則」についてはこちらの記事をご覧ください。

ノックスの十戒の内容

ノックスの十戒の内容は次の通りです。

  1. 犯人は、物語の最初に登場していなければならない。
  2. 探偵方法に、超自然能力を用いてはならない。
  3. 犯行現場に、秘密の抜け穴・通路が二つ以上あってはならない。
  4. 未発見の毒薬、難解な科学的説明を要する機械を犯行に用いてはならない。
  5. 主要人物として「中国人」を登場させてはならない。
  6. 探偵は、偶然や第六感によって事件を解決してはならない。
  7. 変装して登場人物を騙す場合を除き、探偵自身が犯人であってはならない。
  8. 探偵は、読者に提示していない手がかりによって解決してはならない。
  9. 探偵の助手に当たる人物は、自分の判断を全て読者に知らせねばならない。
  10. 双子や一人二役は、予め読者に知らされなければならない。

まとめ

推理小説を書く際のルールとして「ノックスの十戒」という用語があります。今回はノックスの十戒について学習しました。

ノックスの十戒についてお勉強したよ!

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