GPAの計算方法や疑問をわかりやすく解説!計算ツールも紹介!

多くの大学では授業の成績に点数以外にGPAが用いられています。
今回はGPAの仕組みと計算方法について確認してみましょう。

今回はGPAについて確認するよ!

目次

GPAとは?

GPAとは成績の平均のことでGrade Point Averageの略になります。
良い成績を取るとGPAは高くなり、悪い成績を取るとGPAは低くなります。
多くの大学では点数以外にGPAが成績評価に利用しています。

GPAは就活に影響あるの?

GPAは大学の卒業要件や就活の書類選考や大学院の入試選考、海外留学でも用いられています。
就活については大学によってGPAの基準が異なるため参考にしない企業もありますが、
それでも低いより高いに越したことはありません。

GPAはそのまま用いられることは少ないが、アピールポイントになります!

GPAの計算方法は大学ごとに異なる?

GPAの計算方法は大学ごとに異なります。

例えば
・A大学では5段階評価で行っているがB大学では4段階評価で行っている。
・取得できなかった単位を計算に含める、含めない。
といった違いがあります。

GPAの平均は?

GPAを0~4で評価している大学の場合、次のような成績でしょう。
もちろん大学や学部によって成績の基準が異なるので大学間での比較はできません。

  • 1以下で進級や卒業が危ない
  • 2.5で平均くらいの成績
  • 3以上で優秀
  • 3.5以上でトップクラス

GPAの計算方法

GPAの計算方法はGP(Grade Point)の平均値になります。

GPA=(単位数)×(評価のGP)の合計 / 履修登録した合計単位数

ここで注意点としては単位を取得していないものも分母に含まれるということです。
つまり、履修登録して単位を取得できなかった場合はGPAが低くなってしまうということです。

大学によっては単位を取得できなかった場合は分母に含めない場合もあるのでシラバスなどの記載を確認しましょう。

GPAの計算例

すべての単位を取得している場合

次の表のようにGPが設定されている大学の例になります。

GPの範囲は大学によって異なります。

GPの範囲評価GP単位数
90~100点GP44単位
80~89点GP310単位
70~79点GP26単位
60~69点GP12単位
0~59点不可GP00単位

上の表の場合GPAは次のように計算できます。

GPA = (GP4 × 4単位 + GP3 × 10単位 + GP2 × 6単位 + GP1 × 2単位 + GP0 × 0単位) / 22単位 = 2.72

取得できなかった単位がある場合

次の表のようにGPが設定されている大学の例になります。

GPの範囲評価GP単位数
90~100点GP42単位
80~89点GP38単位
70~79点GP24単位
60~69点GP110単位
0~59点不可GP04単位

上の表の場合GPAは次のように計算できます。

GPA = (GP4 × 2単位 + GP3 × 8単位 + GP2 × 4単位 + GP1 × 10単位 + GP0 × 4単位) / 28単位 = 1.78

GPAの計算ツール

GPAを上げる方法

GPAを上げるためには学習や試験が大切であることはもちろんです。
それ以外には

  • 出席が必要な授業は必ず出席する。
  • 履修登録期間に単位を取得する予定がない授業は取り消しを行う。
  • 複数の科目を選択することができて、難易度に差がある科目(第2外国語など)については先輩に情報をもらう

といった対策が挙げられます。

まとめ

模試や学校のテスト多くの大学では授業の成績に点数以外にGPAが用いられています。
今回はGPAの仕組みと計算方法について確認してみました。

GPA=(単位数)×(評価のGP)の合計 / 履修登録した合計単位数

今回はGPAについて確認したよ!

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