今回はFP試験に合格するために必要な知識として、相関係数について学習していきましょう。
今回は相関係数についてお勉強しよう!
相関係数とは?
今回は相関係数について学習していきましょう。
相関係数とは何でしょうか?
相関係数とは?
2つの変数の関係の強弱を測る指標のことで、−1以上+1以下の値をとります。1 に近いとき、正の相関があるといい、−1に近いとき、負の相関があるといいます。
具体的に相関係数が+1、-1の時のグラフについてみてみましょう。
相関係数が+1の時のグラフ
相関係数が+1の時はグラフにすると左下から右上に一直線上にデータが並ぶ状況になります。つまり2つの変数は同じ動きをします。
相関係数が-1の時のグラフ
相関係数が-1の時はグラフにすると左上から右下に一直線上にデータが並ぶ状況になります。つまり2つの変数は逆の動きをします。
FP試験の過去問で攻略
FP試験の過去問で確認してみましょう。
問題1
2資産で構成されるポートフォリオにおいて、2資産間の相関係数が-1である場合、両資産が( )値動きをするため、理論上、リスクの低減効果は最大となる。
(FP3級 2020年1月 学科 問45)
1 逆の
2 関係のない
3 同じ
解答1
相関係数が-1のとき、2資産は逆の値動きをします。
よって、「逆の」が正解です。
1 逆の
問題2
相関係数が( )である2資産に投資するポートフォリオにおいては、両資産が同一の値動きをするため、分散投資によるリスク低減効果は得られない
(FP3級 2019年9月 学科 問44)
1 -1
2 0
3 +1
解答2
同一の値動きをするのは相関係数が+1のときになります。
よって、「+1」が正解です。
3 +1
まとめ
FP試験で覚えないといけない内容は以下になります。
相関係数とは?
2つの変数の関係の強弱を測る指標のことで、−1以上+1以下の値をとります。1 に近いとき、正の相関があるといい、−1に近いとき、負の相関があるといいます。
以上の内容を覚えておきましょう。
今回は相関係数についてお勉強したよ!