RPAとは?

RPAとは

今回は情報処理技術者試験に合格するために必要な知識として、RPAについて学習していきましょう。

今回はRPAについてお勉強しよう!

目次

RPAとは?

情報処理技術者試験を攻略するためのシリーズになります。今回はRPAについて学習していきましょう。
RPAとは何でしょうか?

RPAとは?
RPA(Robotic Process Automation/ロボティック・プロセス・オートメーション)とは、定型的なパソコンの作業を人間に代わってコンピュータが自動で作業することを指します。

例えば、次のようなものがRPAで行うことができます。

  • EXCELで行う集計作業
  • ブラウザの操作
  • メールの送信



RPAはあらかじめ決められたルールをもとに動作を行う単純な作業に向いています。

また、RPAを導入することで次のようなメリットがあります。

  • 早く正確に作業を行える
  • 人件費の削減

ITパスポート試験の過去問で攻略

問題

RPA(Robotic Process Automation)の事例として,最も適切なものはどれか。
(FE 令和元年秋 問33)

 高度で非定型な判断だけを人間の代わりに自動で行うソフトウェアが,求人サイトにエントリーされたデータから採用候補者を選定する。
 人間の形をしたロボットが,銀行の窓口での接客など非定型な業務を自動で行う。
 ルール化された定型的な操作を人間の代わりに自動で行うソフトウェアが,インターネットで受け付けた注文データを配送システムに転記する。
 ロボットが,工場の製造現場で組立てなどの定型的な作業を人間の代わりに自動で行う。

解答

 高度で非定型な判断だけを人間の代わりに自動で行うソフトウェアが,求人サイトにエントリーされたデータから採用候補者を選定する。

RPAは定例的な作業を行うものなので不正解です。

 人間の形をしたロボットが,銀行の窓口での接客など非定型な業務を自動で行う。

ロボットかつ定例的な作業でないので不正解です。

 ルール化された定型的な操作を人間の代わりに自動で行うソフトウェアが,インターネットで受け付けた注文データを配送システムに転記する。

RPAの説明なので正解です。

 ロボットが,工場の製造現場で組立てなどの定型的な作業を人間の代わりに自動で行う。

工場のロボットなのでRPAではありません。よって不正解です。

答え

 ルール化された定型的な操作を人間の代わりに自動で行うソフトウェアが,インターネットで受け付けた注文データを配送システムに転記する。

基本情報技術者試験の過去問で攻略

問題

自社の経営課題である人手不足の解消などを目標とした業務革新を進めるために活用する,RPAの事例はどれか。
(FE 令和元年秋 午前問62)

 業務システムなどのデータ入力,照合のような標準化された定型作業を,事務職員の代わりにソフトウェアで自動的に処理する。
 製造ラインで部品の組立てに従事していた作業員の代わりに組立作業用ロボットを配置する。
 人が接客して販売を行っていた店舗を,ICタグ,画像解析のためのカメラ,電子決済システムによる無人店舗に置き換える。
 フォークリフトなどを用いて人の操作で保管商品を搬入・搬出していたものを,コンピュータ制御で無人化した自動倉庫システムに置き換える。

解答

 業務システムなどのデータ入力,照合のような標準化された定型作業を,事務職員の代わりにソフトウェアで自動的に処理する。

RPAの説明なので正解です。

 製造ラインで部品の組立てに従事していた作業員の代わりに組立作業用ロボットを配置する。

製造ラインのロボットなので不正解です。

 人が接客して販売を行っていた店舗を,ICタグ,画像解析のためのカメラ,電子決済システムによる無人店舗に置き換える。

スマートストアの説明なので不正解です。

 フォークリフトなどを用いて人の操作で保管商品を搬入・搬出していたものを,コンピュータ制御で無人化した自動倉庫システムに置き換える。

コンピュータ上で動作するものではないので不正解です。

答え

 業務システムなどのデータ入力,照合のような標準化された定型作業を,事務職員の代わりにソフトウェアで自動的に処理する。

まとめ

情報処理技術者試験で覚えないといけない内容は以下になります。

RPAとは?
RPA(Robotic Process Automation/ロボティック・プロセス・オートメーション)とは、定型的なパソコンの作業を人間に代わってコンピュータが自動で作業することを指します。

以上の内容を覚えておきましょう。

今回はRPAについてお勉強したよ!

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