2021年開業予定のトイストーリーホテル
日本のトイストーリーホテルの概要は？
ディズニーリゾートを訪れる際、ディズニーホテルを利用する人は多いと思います。2020年10月時点で、ディズニーリゾート直営のディズニーホテルは4つありますが、2021年には5つ目のディズニーホテル、トイストーリーホテルが開業予定です。まだ開業していないため、ホテルの詳細な情報が入ってくるのは開業が迫ってからになるでしょうが、現時点で判明しているトイストーリーホテルの情報を紹介したいと思います。
まず、トイストーリーホテルの開業についてプレスリリースがあったのは2018年11月のことですが、この時のプレスリリースによりますと客室の数は約600、地上11階地下1階建てと、かなりの大規模な工事であることがうかがえますね。他に、プレスリリースで気になったのは客室をスタンダードタイプで統一する、付帯施設を宿泊に特化するという文言です。スタンダードタイプで統一と書かれているため予定の変更がない限りはスイートルームもなく、ゴージャスさを求める人の好みからは少し外れるのかもしれません。また、手軽なリゾートステイなんてフレーズもありましたので、全体的に高級路線ではなくお手頃で泊まりやすいホテルを目指している印象です。付帯施設を宿泊に特化するという文言から、レストランなど宿泊に必須な施設以外はほぼ作られないと想像できます。実際、プレスリリースでは諸施設の欄にレストラン、ディズニーショップ、駐車場ほかとしか記載されていません。もう少し、何か他の施設も入ってくるはずですが、基本的には客室が中心のホテルと考えてよいと思います。
上海のトイストーリーホテルを参考に予想
当然ながら、関係者でない限りはトイストーリーホテルの具体的な情報は分かりませんが、予想の参考にできるホテルはあるんですよね。実は、トイストーリーホテルは上海のディズニーランドですでに開業していて、日本のトイストーリーホテルは上海に続く第二弾なのです。上海のトイストーリーホテルと違う部分も出てくるはずですが、コンセプトなど基本的なところは似てくると思います。日本のディズニーホテルでもディズニーのキャラクターの絵や、キャラクターをあしらったデザインが見られますが、同じように上海のトイストーリーホテルではトイストーリーのキャラクターの絵がホテル内のいたるところにあり、探検する楽しみを味わえるホテルです。そして、上海のトイストーリーホテルには中庭にウッディ、バズ・ライトイヤーの巨大オブジェが作られています。インスタ映えする名物スポットなのですが、巨大オブジェが日本のトイストーリーホテルでも導入されるかは、正直何とも言えません。ただ、仮に巨大オブジェがなくても、それに代わるようなホテルの目玉スポットはできるのではないかと思います。
上海のトイストーリーホテルの場合、客室にはルービックキューブ型のテーブル兼セーフティボックスがあり、用意されているテーブルや椅子は全体的にカラフルですね。おもちゃの世界を意識しているのだと思いますが、日本のディズニーホテルとはまた違った意味で夢のような世界が作られています。先に出てきたトイストーリーホテルのプレスリリースでも、おもちゃで作られたようなホテルといったフレーズが出てくるので、カラフルなデザインは日本でも見られるはずです。
トイストーリーホテルの場所
最後に、トイストーリーホテルができる場所ですが、かつて東京ベイNKホールがあった場所ですね。ディズニーリゾートラインのベイサイド・ステーション駅すぐのところで、この場所はディズニーリゾートの事業用地として取得されていたため、昔から何かディズニーの施設ができるのではないかと噂されていました。トイストーリーホテルがオープンしたら皆さんもぜひ利用してください。