簿記3級は年間に30万人以上受験する簿記の入門資格です。
今回は簿記3級に合格する勉強法を解説します。またおすすめの参考書もあわせて紹介します。
今回は簿記3級の試験内容と合格する学習法についてお勉強しよう!
簿記3級の試験内容
簿記3級の試験内容
- 試験科目:商業簿記
- 試験時間:120分
- 70%以上で合格
- 受験料:2,850円
簿記3級は120分で商業簿記5題を解答する試験になります。70%正解で合格になります。
簿記3級の出題傾向
第1問 | 20点 | 仕訳問題 |
---|---|---|
第2問 | 8点~10点 | 帳簿記入・勘定記入 |
第3問 | 30点~32点 | 試算表・財務諸表作成 |
第4問 | 8点~10点 | 伝票会計・勘定記入・語句記入 |
第5問 | 30点~32点 | 精算表・財務諸表作成問題 |
第1問
第1問は仕訳問題が5題出題されます。配点は20点です。
典型的な内容が多いので過去問を繰り返し解いて仕分けができるように対策しましょう。
第2問
第2問は帳簿記入や勘定記入の問題が出題されます。配点は8点~10点で回によって配点は異なります。
帳簿記入と勘定記入の方法を身に着けておいてください。
第3問
第3問は試算表作成や財務諸表作成の問題が出題されています。試算表が出題されることが多いですが、財務諸表作成問題も出題されるので、どちらも過去問を中心に何回も解いてマスターしてください。配点は30点~32点です。
第4問
第4問は伝票会計や勘定記入・語句記入といった問題が出題されます。配点は8点~10点です。過去問と似た問題が多いので、過去問を繰り返し説解くようにしてください。
第5問
第5問は精算表作成、または財務諸表作成問題が出題されています。配点は30点~32点です。どちらが出題されても大丈夫なように対策をしてください。
簿記3級合格に必要な学習時間
簿記3級合格に必要な学習時間ですが、100時間以上は必要です。
簿記3級合格のためのおすすめ参考書2冊
以下の2冊を購入しましょう。
スッキリわかる 日商簿記3級
TACが出版するテキストです。ストーリー仕立てになっていてイラストがとてもわかりやすいです。「テキスト」と「問題集」が1冊になっているため効率的に学習できます。
スッキリうかる 日商簿記3級 本試験予想問題集
9回分の予想問題と模擬試験プログラムが5回分付属しています。
参考までに目次を紹介します。
はしがき
本書の効果的な利用方法
日商簿記3級試験について
[予想問題]
第1回 問題/解答・解説/答案用紙
第2回 問題/解答・解説/答案用紙
第3回 問題/解答・解説/答案用紙
第4回 問題/解答・解説/答案用紙
第5回 問題/解答・解説/答案用紙
第6回 問題/解答・解説/答案用紙
第7回 問題/解答・解説/答案用紙
第8回 問題/解答・解説/答案用紙
第9回 問題/解答・解説/答案用紙
簿記3級に合格する勉強法
簿記3級に合格するためには、まずはテキストを完璧に理解しましょう。
仕分けを暗記ではなく理解して行えるようにしましょう。
そして、過去問題、予想問題に取り組むことで試験に慣れていきましょう。
できなかった問題はテキストに戻って復習してください。
おすすめの参考書を使用した学習カリキュラム
上記2冊を購入したら以下の流れで学習します。
- テキストで学習。→ 50時間
- 過去問題集を解く。→ 30時間
- 予想問題集を解く。→ 15時間
- 新論点・新傾向問題対策に取り組む。→ 5時間
合計学習時間100時間
オンラインでの簿記3級の学習法
簿記3級は独学でも合格できます。しかし通信講座を利用する手もあります。オンラインの場合、スマホ・PC・タブレットで学べるため、忙しい社会人の方に向いています。また映像での講座は、テキストより理解しやすいでしょう。
スタディングの「簿記3級講座」
「スタディング 簿記講座」は、スマートフォンやPC、タブレットを使って、いつでも勉強ができるオンライン講座です。テレビ番組のようなビデオ講座を見て、問題を解いていくだけで実力がつく、とても便利な講座です。いつでも勉強できるので、通勤時間や休み時間など、スキマ時間を使って、資格が取れるのです。価格も、従来の資格講座に比べて格段に安いですのでおすすめです。
ス | タディングの「簿記講座」のメリット
---|
オンラインなのでいつでもどこでも学べる 動画なので書籍より理解しやすい 大手資格学校の数分の1の価格で手軽に学べる |
\ ここをクリック /
まとめ
簿記は経理や財務の実務に役立つ知識が習得できます。
頑張って合格を目指しましょう。
今回は簿記3級の試験内容と合格する学習法についてお勉強したよ!