データが誤っていたため、一括で置換して修正したい!そんなときはありませんか?今回はSQLで文字列を置換するときに使用するREPLACE関数と使用例をみていきましょう。
今回は文字列を置換するときに使用するSQLのREPLACE関数についてお勉強しましょう!
目次
REPLACE関数の使い方
REPLACE関数の構文
SQLで文字列を置換するには、REPLACE関数を使用します。
REPLACE(列名,'置換前の文字','置換後の文字')
REPLACE関数の使用例
たとえば、名前(name)の「dog」を「cat」に変えるには次のようにREPLACE関数を使用します。
REPLACE(name,'dog','cat')
実際に変換されるか、変更前の名前、変更後の名前を検索(select)して見ましょう。
SELECT name, REPLACE(name,'dog','cat') FROM animal_table;
検索結果は次のようになります。「dog」を「cat」に置換されていることがわかります。
name | REPLACE(name,’dog’,’cat’) |
---|---|
dog | cat |
cat | cat |
dogdog | catcat |
penchan | penchan |
特定の文字列を置換する方法
REPLACE関数は列だけでなく、特定の文字列を置換することができます。
構文は次のようになります。
REPLACE('文字列','置換前の文字','置換後の文字')
実際に変換されるか、変更前の文字列、変更後の文字列を検索(select)して見ましょう。
SELECT 'penchan', REPLACE('penchan','pen','penguin') FROM animal_table;
検索結果は次のようになります。「pen」を「penguin」に置換されていることがわかります。
‘penchan’ | REPLACE(‘penchan’,’pen’,’penguin’) |
---|---|
penchan | penguinchan |
データを置換して更新する方法
SQLでデータを置換して更新するには、次のようにします。
UPDATE テーブル名 SET 列名 = REPLACE(列名,'置換前の文字','置換後の文字')
実際に職業テーブル(job_table)の職業(job)を「student」から「teacher」に変更するSQLを作ってみましょう。
まずは事前に検索をかけてみましょう。
SELECT name, job FROM job_table;
name | job |
---|---|
penchan | teacher |
Taro | student |
Jiro | musician |
データを更新するSQLは次のようになります。
UPDATE job_table SET job = REPLACE(job,'student','teacher');
更新後の結果は次のようになります。
SELECT name, job FROM job_table;
name | job |
---|---|
penchan | teacher |
Taro | teacher |
Jiro | musician |
Taroの職業が「student」から「teacher」に変更されていることがわかります。
まとめ
今回は文字列を置換するときに使用するREPLACE関数と使用例をみていきました。ぜひ参考にしてみてください。
今回は文字列を置換するときに使用するSQLのREPLACE関数についてお勉強したよ!