情報処理技術者試験の一区分である基本情報技術者試験を攻略するためのシリーズになります。今回はディジタルディバイドについて基本情報技術者試験の問題を解いて学んでいきましょう。
基本情報技術者試験攻略
基本情報技術者試験は情報処理技術者試験の一区分である試験です。詳細は下の記事をご覧ください。

ディジタルディバイドとは
ディジタルディバイド(デジタル・ディバイド、digital divide)とは、情報格差を表す用語で、情報通信技術(IT)の利用できる人と利用できない人の間に生じる格差のことをいいます。
ITの利用できる人と利用できない人の間に生じる情報格差
基本情報技術者試験の過去問で攻略
問題1
ディジタルディバイドを説明したものはどれか。
イ 高齢者や障害者の情報通信の利用面での困難が,社会的又は経済的な格差につながらないように,誰もが情報通信を利活用できるように整備された環境のことである。
ウ 情報通信機器やソフトウェア,情報サービスなどを,高齢者・障害者を含む全ての人が利用可能であるか,利用しやすくなっているかの度合いのことである。
エ 情報リテラシの有無やITの利用環境の相違などによって生じる,社会的又は経済的な格差のことである。
問題1の解答
ディジタルディバイドとはITの利用できる人と利用できない人の間に生じる情報格差のことなので正解はエです。
他の選択肢は
アは情報弱者
イは情報バリアフリー
ウはアクセシビリティ
の説明です。
答え エ
問題2
ディジタルディバイドの解消のために取り組むべきことはどれか。
イ ITを活用した家電や設備などの省エネルギー化やテレワークなどによる業務の効率向上によって,エネルギー消費を削減すること
ウ 情報リテラシの習得機会を増やしたり,情報通信機器や情報サービスが一層利用しやすい環境を整備したりすること
エ 製品や食料品などの生産段階から最終消費段階又は廃棄段階までの全工程について,ICタグを活用して流通情報を追跡可能にすること
問題2の解答
ディジタルディバイドを解消するには、ITの利用機会を増やしたり、教育を行うこと、またIT環境の整備が挙げられます。したがって正解はウです。
他の選択肢は
アはITガバナンス
イはグリーンIT
エはトレーサビリティ確立
のために取り組むべきことの説明です。
答え ウ
まとめ
基本情報技術者試験で覚えないといけない内容は以下になります。
ITの利用できる人と利用できない人の間に生じる情報格差
解消のために、利用機会を増やす、教育を行う、環境の整備が挙げられる
以上のことを覚えておきましょう。