今回はデータフォーマットの一種であるJSONの使い方についてお勉強しましょう。JSONのサンプルも併せて紹介します。
今回はJSONについてお勉強しよう!
JSONとは
JSONとはJavaScript Object Notationの略でデータフォーマットの一種
JSONは「JavaScript Object Notation」の略で「ジェイソン」と読みます。XMLと比べると、記述が容易なデータフォーマットであることが特徴です。
まずは基本的なルールを見てみましょう。
- 空白、タブ、改行などの整形用の文字が自由に使用できる
- 文字列はダブルクォーテーションでくくる必要がある
- 拡張子は「.json」とする
JSONの書き方
JSONの書き方を見ていきましょう。
文字列
JSONは中括弧の中にダブルクォーテーションで変数名と値を囲い、コロンで区切って記述します。
例えば変数名animalに対して値penguinを持つ場合はJSONでは次のように記述します。
{
"animal": "penguin"
}
カンマで区切ることで複数の変数名と値の組を表現できます。
{
"animal": "penguin",
"name": "penchan"
}
変数名はダブルクォーテーションで囲う必要があります。
{
'animal': "penguin",
name: "penchan"
}
数値
整数や小数を扱うことができます。
{
"age": 3,
"root2": 1.41
}
NaN値やInfinity値は使用できません
テキストとして保存する場合のJSONデータはいくらでも桁数を長くすることが出来ますが、プログラムで扱うときには型の制約(double等)が出てくるので、注意が必要です。
null値
nullは小文字でnullと書きます。
{
"boyfriend": null
}
undefined値は使用できません
真偽値
真偽値は小文字でtrue, false で書きます。
{
"penguin_flag": true,
"dog_flag": false
}
配列
配列は大括弧を用いて書きます。要素は文字列、数値、ヌル値、真偽値がすべて使用可能です。
{
"animal_list": ["penguin","dog","cat"]
}
{
"ample_list": ["penguin",3 ,null ,true]
}
オブジェクト
オブジェクトは中括弧で囲います。
{
"study_obj": {
"animal": "penguin",
"name": "penchan"
}
}
コメントアウト
JSONにはコメントアウトの構文がありません。
コメントと分かりやすいように書く人が多いようです。
{
"_comment": "コメントを「_comment」と変数名にして書く"
}
{
"//": "コメントを「//」と変数名にして書く"
}
JSONまとめ
今回はJSONについてお勉強しました。ぜひ使ってみてください。
JSONとはJavaScript Object Notationの略でデータフォーマットの一種
今回はJSONについてお勉強したよ!