英検４級の試験形式と合格するための対策・学習法

今回は英検４級の試験形式と合格のするための勉強法を解説します。また英検４級に合格するためのおすすめの参考書も紹介します。

英検（英語検定）について

英検（英語検定）についてはこちらにまとめています。

英検４級の試験内容

英検４級は中学中級程度の試験です。英語を習い始めて基礎が身についた方や基礎からちょっと進んで学習したい方にお勧めです。英検４級は一次試験の結果のみ資格の合否が決まります。スピーキングテストの合否は「スピーキングテスト合格」として判定されます。

１次試験

筆記（35分）／リスニング（約30分）の試験になります。
Reading・Listening 各500点の1000点満点になります。622点以上で合格になります。試験の形式は次の通りです。

リーディング

形式	問題数	内容
短文の語句 空所補充	15問	文脈に合う適切な語句を補う。
会話文の文 空所補充	5問	会話文の空所に適切な文や語句を補う。
日本文付き 短文の語句整序	5問	日本文を読み、その意味に合うように与えられた語句を並べ替える。
長文の内容 一致選択	10問	パッセージの内容に関する質問に答える。

リスニング

形式	問題数	内容
会話の応答文 選択	10問	会話の最後の発話に対する応答として最も適切なものを補う。（放送回数2回、補助イラスト付き）
会話の内容 一致選択	10問	会話の内容に関する質問に答える。（放送回数2回)
文の内容 一致選択	10問	短いパッセージの内容に関する質問に答える。（放送回数2回）

スピーキングテスト

英語での録音型面接（約4分）の試験になります。500点満点で324点以上で合格になります。内容は以下の通りです。

形式	問題数	内容
音読	1問	25語程度のパッセージを読む
パッセージについての質問	2問	音読したパッセージの内容についての質問に答える。
イラストについての質問	1問	イラスト中の人物の行動や物の状況を描写する
受験者自身のことなど	1問	日常生活の身近な事柄についての質問に答える。（カードのトピックに直接関連しない内容も含む）

英検４級合格に必要な学習時間

英検４級合格に必要な学習時間ですが、英検５級程度がわかっている前提で８０時間以上は必要です。

英検４級の合格のための参考書３冊

以下の３冊を購入しましょう。

でる順パス単英検４級

英検４級に特化した単語帳になります。680の単語＋熟語が試験にでる順に効率よく暗記できます。また、音声ダウンロードサービスがついています。

英検４級総合対策教本

受験申し込みから二次試験まで、英検４級合格に必要な情報を1冊にまとめた総合対策書です。

英検４級 過去6回全問題集＋CD

英検４級の過去問題集です。過去6回分の問題が掲載されています。音声データはダウンロード可能なのでCDでの音声再生をしたい場合は別売CDを購入してください。

英検４級の学習計画

上記３冊を購入したら以下の流れで学習します。

1. でる順パス単英検４級で単語の学習→30時間
2. 英検４級総合対策教本で試験の対策→35時間
3. 英検４級 過去6回全問題集で過去問を解く→15時間

合計学習時間８０時間

まとめ

英検４級の合格に向けて、毎日こつこつと学習していきましょう。