今回は数検準1級の試験範囲と勉強法についてです。数検準1級の合格のためのおすすめ参考書3選もあげています。
ペンちゃん
今回は数検準1級の試験範囲と勉強法について確認しよう!
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Contents
数検について
数検についてはこちらにまとめています。

数学・算数検定の各級のレベルと対策
数学検定とは
数学検定(数検)は正式名称「実用数学技能検定」で「文部科学省」後援の試験となります。1級から5級までを「数学...
数検準1級の試験内容
数検準1級の試験内容
1次試験
60分で7問を解答する試験になります。全問題の70%程度で合格になります。
2次試験
120分の検定試験です。
2題必須、5題から2題選択で、60%程度の正解で合格になります。
数検準1級の試験範囲
数検準1級は高校3年程度(数学Ⅲ程度)の試験です。
内容は以下の通りです。
レベル | 内容 | 割合 |
---|---|---|
高校3年程度(数学Ⅲ程度) | 数列と極限、関数と極限、いろいろな関数(分数関数・無理関数)、合成関数、逆関数、微分法・積分法、行列の演算と一次変換、いろいろな曲線、複素数平面、基礎的統計処理、コンピュータ(数式処理) など | 50% |
高校2年程度(数学Ⅱ・数学B程度) | 式と証明、分数式、高次方程式、いろいろな関数(指数関数・対数関数・三角関数・高次関数)、点と直線、円の方程式、軌跡と領域、微分係数と導関数、不定積分と定積分、ベクトル、複素数、方程式の解、確率分布と統計的な推測、コンピュータ(数値計算) など | 40% |
特有問題 | 数検独自の特有問題 | 10% |
上記の分野から出題されます。
試験の形式
数検準1級はすべて記述式です。1次試験は答えのみですが、2次試験は導出過程も記述しなければなりません。
数検準1級合格に必要な学習時間
数検準1級合格に必要な学習時間ですが、数学Ⅲまで学習済みで50時間程度です。数学Ⅲを未学習の場合は先に数学Ⅲを学習してください。
数検準1級の合格のためのおすすめ参考書3冊
以下の3冊を購入しましょう。
実用数学技能検定 要点整理
単元別に構成された問題集です。基本事項のまとめがされているため、合格に向けて学習できます。
実用数学技能検定 過去問題集
日本数学検定協会の過去問題集です。4回分が収録されていて、解説も詳しいのです。
実用数学技能検定 記述式演習帳
記述式試験を攻略するための問題集です。「例題」「練習問題」「実践問題」の3ステップ構成なので、記述試験の対策になります。
数検準1級学習法
上記3冊を購入したら以下の流れで学習します。
- 要点整理を解く。→ 20時間
- 記述式演習帳を解く。→ 20時間
- 過去問題集を解く。→ 20時間
- 苦手の分野の復習をする。→ 10時間
合計学習時間70時間
まとめ
数検準1級は記述式です。毎日こつこつと学習していきましょう。
ペンちゃん
今回は数検準1級の試験範囲と勉強法について確認したよ!