【mkdirコマンド】ディレクトリを作成する|Linuxコマンド

mkdirコマンド

この記事ではLinuxコマンドであるmkdirコマンドの使用方法をわかりやすく紹介します。

ディレクトリを作成するmkdirコマンドの具体的な使い方とmkdirコマンドのオプションの使い方もあわせて紹介します。

今回はLinuxコマンドのmkdirコマンドの使い方についてお勉強しよう!

Linuxコマンド一覧はこちらの記事をご覧ください。

目次

mkdirコマンドとは

mkdirコマンドを用いることでディレクトリを作成することができます。

mkdirコマンド
ディレクトリを作成する。

mkdirは何の略か

mkdirコマンドは、”make directory“の通り、ディレクトリを作成するコマンドです。

mkdirコマンドの使用方法

ディレクトリを作成する

mkdirコマンドでディレクトリを作成するには次のようにします。

mkdir ディレクトリ名

次の例では、mkdirコマンドを使用して、ディレクトリ(penchan_directory)を作成しています。

#ディレクトリの確認
$ ls
sample_directory

#ディレクトリの作成
$ mkdir penchan_directory

#ディレクトリの確認
$ ls
sample_directory penchan_directory

mkdirコマンドのオプション

mkdirコマンドのオプションは次のようなものがあります。

オプション内容
-mディレクトリのパーミッションを設定する。
-p親ディレクトリも作成する。
-v詳細の結果を表示する。
mkdirコマンドのオプション

パーミッションを指定してディレクトリを作成する(-mオプション)

mkdirコマンドでパーミッションを指定してディレクトリを作成するには次のように行ってください。

mkdir -m パーミッション ディレクトリ名

次の例では、mkdirコマンドに-mオプションを使い、パーミッション(755)を指定してディレクトリ(penchan_directory)を作成しています。

mkdirでパーミッションを指定しない場合はデフォルトのパーミッションになります。
デフォルトのパーミッションはumaskコマンドで指定できます。

#ミッション(755)を指定してディレクトリ(penchan_directory)を作成
$ mkdir -m 755 penchan_directory

ディレクトリの階層を作成する(-pオプション)

mkdirコマンドでディレクトリの階層を作成するには次のように行ってください。

mkdir -p ディレクトリ名

次の例では、mkdirコマンドに-pオプションを使い、親ディレクトリ(parent_directory)の配下に子ディレクトリ(child_directory)を作成しています。

#親ディレクトリ(parent_directory)の配下に子ディレクトリ(child_directory)を作成
$ mkdir -p parent_directory/child_directory

孫の階層まで作成する場合には次のように行います。

#親ディレクトリ(parent_directory)の配下に子ディレクトリ(child_directory)
#その配下に孫ディレクトリ(grandchild__directory)を作成
$ mkdir -p parent_directory/child_directory/grandchild_directory

詳細の結果を表示する(-vオプション)

mkdirコマンドでディレクトリの作成結果を表示するには次のように行ってください。

mkdir -v ディレクトリ名

次の例では、mkdirコマンドに-pオプションを使い、親ディレクトリ(parent_directory)の配下に子ディレクトリ(child_directory)を作成した結果を表示しています。

#親ディレクトリ(parent_directory)の配下に子ディレクトリ(child_directory)を作成した結果を表示
$ mkdir -p -v parent_directory/child_directory
mkdir: ディレクトリ 'parent_directory' を作成しました
mkdir: ディレクトリ 'parent_directory/child_directory' を作成しました

オプションを同時に指定する

オプションは同時に指定することができます。

#親ディレクトリ(parent_directory)の配下に子ディレクトリ(child_directory)をパーミッション755で作成した結果を表示
$ mkdir -pvm 755 parent_directory/child_directory

まとめ

今回はLinuxコマンドのmkdirコマンドとオプションの使い方についてお勉強しました。mkdirコマンドを実行するとディレクトリを作成することができます。ぜひ使ってみてください。

mkdirコマンド
ディレクトリを作成する。

オプション内容
-mディレクトリのパーミッションを設定する。
-p親ディレクトリも作成する。
-v詳細の結果を表示する。
mkdirコマンドのオプション

ぜひ覚えて利用してください。

今回はLinuxコマンドのmkdirコマンドの使い方についてお勉強したよ!

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