今回は入社試験やSPI試験でよく出る損益算について、用語の基本から公式、実際の解き方についてお勉強しましょう。
今回はSPIに出題される損益算の解き方についてお勉強しよう!
目次
損益算とは
今回は入社試験やSPI試験でよく出る損益算についてお勉強していきましょう。
損益算とは、「利益」、「定価」や「原価」等の金額について計算するものの総称となります。
損益算で用いられる用語
まずは損益算で用いられる用語をみてみましょう。
損益算で用いられる用語を確認しよう!
- 利益⇒儲けた金額
- 損失⇒損した金額
- 定価⇒売るときの元の値段
- 原価(元値)⇒仕入れの値段
- 売価(売り値)⇒売るときの値段
とくに難しい用語はないと思います。
割合の変換
パーセント、割合と割・分を変換すると次のようになります。
割合の変換を確認しよう!
- 10%=1割=0.1
- 1%=1分=0.01
損益算で用いられる公式
次は損益算で用いられる公式についてみていきましょう。
利益(損失)= 売価 - 原価
儲けた(損した)金額は売った値段から仕入れの値段を引いたものになります。
定価 = 原価 × (1 + 利益率 )
売るときの元の値段は原価に利益の割合を掛け合わせた金額になります
売価 = 定価 × (1 – 割引率 )
売るときの値段は元の値段から割引分を引いたものになります。
例題で公式を確認してみましょう。
- 商品を800円で仕入れて、1200円で販売したとき利益はいくらか?
-
1200円(売価)- 800円(原価)= 400円(利益)
- 原価に2割の利益を見込んで商品を販売しているとき、定価3000円の商品の原価はいくらか?
-
3000円(定価)= 原価 × (1 + 0.2(利益率))なので
原価は 3000 ÷ 1.2 = 2500 円 - 定価3000円の商品を2割引きで購入したとき売り値はいくらか?
-
売価 = 3000円(定価) × (1 – 0.2)なので
売価は 3000 × 0.8 = 2400 円
まとめ
今回は入社試験やSPI試験でよく出る損益算についてお勉強しました。
公式を覚えて得点源にしましょう。
損益算の公式
- 利益(損失)= 売価 - 原価
- 定価 = 原価 × (1 + 利益率 )
- 売価 = 定価 × (1 – 割引率 )
今回はSPIに出題される損益算の解き方についてお勉強したよ!
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