【historyコマンド】コマンドの履歴を確認|Linuxコマンド

historyコマンドの使い方

今回はLinuxコマンドであるhistoryコマンドの使用方法です。historyコマンドでコマンドの履歴を確認することができます。また、historyコマンドのオプションの使い方もあわせて紹介します。

今回はhistoryコマンドの使用方法についてお勉強しよう!

Linuxコマンド一覧はこちらの記事をご覧ください。

目次

historyコマンドとは

historyコマンド
コマンドの入力履歴を出力する

historyコマンドはコマンドの履歴を確認することができます。

historyコマンドの形式

historyコマンドの形式は次の通りです。

history [オプション] 

historyコマンドを実行するとコマンドの履歴を確認することができます。

historyコマンドのオプション

historyコマンドのオプションは次のようなものがあります。

オプション内容
整数値履歴の最後から指定した行数を表示する
-cすべての履歴を削除する

historyコマンドの使用方法

コマンドの入力履歴を出力する

historyコマンドで履歴を表示するには次のようにすればよい。

$ history

この例では、今までに実行したコマンド(tauch,date,sdiff,cat)の履歴を表示している。

#履歴の確認
$ history
tauch file_penchan.txt
date
sdiff file_penchan1.txt file_penchan2.txt
cat file_a file_b file_c > file
history

履歴表示するコマンドの数を指定する

historyコマンドで履歴を表示する数(n)を指定するには次のようにすればよい。

history n

この例では、今までに実行したコマンドを3つ表示している。

#直近3つの履歴の確認
$ history 3
sdiff file_penchan1.txt file_penchan2.txt
cat file_a file_b file_c > file
history 3

履歴を削除する

historyコマンドで履歴を削除するには次のようにすればよい。

$ history -c

この例では、今までに実行したコマンドの履歴を削除している。

#履歴の確認
$ history
tauch file_penchan.txt
date
sdiff file_penchan1.txt file_penchan2.txt
cat file_a file_b file_c > file
history

#履歴の削除
$ history -c

#履歴の確認
$ history
history

まとめ

historyコマンドは以下の通りです。

historyコマンド

  • コマンドの入力履歴を出力する
  • -c 履歴を削除する

ぜひ覚えて利用してください。

今回はhistoryコマンドの使用方法についてお勉強したよ!

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