SQLにはDML、DDL、DCLという種類分けが存在します。今回はSQLの種類とその例について学習しましょう。
今回はSQLの種類と例についてお勉強しよう!
目次
SQLの区分DML/DDL/DCLとその例
今回はSQLの区分であるDML/DDL/DCLとその例について学習していきましょう。
まずSQLについて説明しましょう。
SQL(Structured Query Language )とは、 関係データベース(RDB、relational database)において、管理や操作を行うための言語です。
SQLには『DDL(Data Definition Language)』、『DML(Data Manipulation Language)』や『DCL(Data Control Language)』があります。
DDL(Data Definition Language)とは?
DDL(Data Definition Language)はデータ定義言語と呼ばれ、データベースやテーブルの作成などの操作に用いるものがこれに当たります。
DDLの例
データベースやテーブルの操作を行うものがDDLの例になります。
- CREATE
- DROP
- ALTER
DML(Data Manipulation Language)とは?
DML(Data Manipulation Language)はデータ操作言語と呼ばれ、データの検索や追加・削除等のデータの操作に用いるものがこれに当たります。
DMLの例
データの操作を行うものがDMLの例になります。
- SELECT
- INSERT
- UPDATE
- DELETE
DCL(Data Control Language)とは?
DCL(Data Control Language)はデータ制御言語と呼ばれ、ユーザー権限やトランザクション処理など制御系の操作がこれに当たります。
DCLの例
制御系の操作を行うものがDCLの例になります。
- GRANT
- REVOKE
- COMMIT
- ROLLBACK
DDL・DML・DCLまとめ
SQLとは?
関係データベースにおいて、管理や操作を行うための言語
DDL・DML・DCLについて、まとめると次のようになります。
言語 | 概要 | 例 |
---|---|---|
DDL (Data Definition Language) | データベースの構造を定義するための命令 | CREATE DROP ALTER TRUNCATE |
DML (Data Manipulation Language) | データベースのデータを操作するための命令 | SELECT INSERT UPDATE DELETE |
DCL (Data Control Language) | データベースへのアクセス権を制御するための命令 | GRANT REVOKE COMMIT ROLLBACK |
今回はSQLの種類と例についてお勉強したよ!