算数検定(数検)10級の試験範囲と勉強法を解説します。また、数検10級の合格のためのおすすめ参考書をご紹介します。

今回は算数検定10級の試験範囲と勉強法について確認しよう!
目次
数検について
数検についてはこちらにまとめています。
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数検10級の試験内容
数検10級の試験内容
- 小学校2年程度のレベル
- 40分/20問/70%程度で合格
- 受験料:2,000円(提携会場・団体受検)
試験内容
40分で20問を解答する試験になります。全問題の70%程度で合格になります。
数検10級の試験範囲
算数検定10級は小学校2年程度の試験です。
内容は以下の通りです。
レベル | 内容 | 割合 |
---|---|---|
小学校2年程度 | 百の位までのたし算・ひき算、かけ算の意味と九九、簡単な分数、三角形・四角形の理解、正方形・長方形・直角三角形の理解、箱の形、長さ・水のかさと単位、時間と時計の見方、人数や個数の表やグラフ など | 45% |
小学校1年程度 | 個数や順番、整数の意味と表し方、整数のたし算・ひき算、長さ・広さ・水の量などの比較、時計の見方、身の回りにあるものの形とその構成、前後・左右などの位置の理解、個数を表す簡単なグラフ など | 45% |
特有問題 | 数検独自の特有問題 | 10% |
上記の分野から出題されます。
試験の形式
数検10級はすべて記述式です。答えだけでなく、式も記入する問題があります。
数検10級合格に必要な学習時間
数検10級合格に必要な学習時間ですが、小学校2年程度まで学習済みで40時間程度です。小学校2年程度の算数を未学習の場合は先に小学校2年程度の算数を学習してください。
数検10級の合格のためのおすすめ参考書2冊
以下の2冊を購入しましょう。
過去問題集
日本数学検定協会の過去問題集です。6回分が収録されていて、解説も詳しいのです。
実用数学技能検定 文章題入門帳
文章題を攻略するための問題集です。「例題」「練習」「たしかめテスト」の3ステップ構成なので、文章題の対策になります。
数検10級学習法
上記2冊を購入したら以下の流れで学習します。
- 文章題入門帳を解く。→ 15時間
- 過去問題集を解く。→ 15時間
- 苦手の分野の復習をする。→ 10時間
合計学習時間40時間
まとめ
数検10級は文章題もあります。毎日こつこつと学習していきましょう。

今回は数検10級の試験範囲と勉強法について確認したよ!