この記事ではDB2で全テーブルの件数を確認する方法についてまとめています。
今回はDB2で全テーブルの件数を確認する方法について学習しよう!
目次
DB2で全テーブルの件数を確認する方法
全テーブルをテーブルごとにcountして件数を取得するには時間がかかります。
統計情報から件数を取得すると短時間で全テーブルの件数を取得できます。
まずは件数を取得するSQLを確認してみましょう。
件数を取得するSQL
テーブル名と件数を取得する
select tabname, card from syscat.tables;
スキーマ名、テーブル名と件数を取得する
select tabschema, tabname, card from syscat.tables;
スキーマを指定してテーブル名と件数を取得する
select tabname, card from syscat.tables where tabschema = 'スキーマ名';
スキーマを指定して件数が多い順にテーブル名と件数を取得する
select tabname, card from syscat.tables where tabschema = 'スキーマ名' order by card desc;
cardとは?
cardとはSYSCAT.TABLES カタログ・ビューと呼ばれるDB2の統計情報が格納されているテーブルの項目です。
テーブル内の件数が格納されます。
統計情報が収集されていない場合は-1が格納されています。
統計情報を収集するには?
統計情報を収集するには次のコマンドを使用します。
RUNSTATS ON TABLE テーブル名;
まとめ
全テーブルをテーブルごとにcountして件数を取得するには時間がかかります。
統計情報から件数を取得すると短時間で全テーブルの件数を取得できることを学習しました。
今回はDB2で全テーブルの件数を確認する方法について学習したよ!